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緑茶に薄毛予防の効果ありって本当?逆効果的な飲み方4点も紹介!

チャコ

最近お父さんが薄毛を気にしてます。緑茶に予防効果ありって本当?

男性でも、女性でも初老の年代なら、白髪や抜け毛、薄毛は老いていくサインを見せつけられるようで気になるもの。

歳だから仕方がないとあきらめますか?

たとえば緑茶に薄毛予防の効果があるなら、ぜひ習慣として取り入れたいとは思いませんか?

でも、その前に、緑茶は本当に薄毛予防に効果があるものなのか、一緒に見ていきましょう。

この記事の監修者

日本茶専門店「CHA10」オーナー 
中野目 則子(なかのめ のりこ)

中野目則子 プロフィール

珈琲ショップチェーン店店長 マクロビレストラン店長を経て、現在はお茶処静岡市にて、オーガニック抹茶スタンド「CHA10」(チャトウ)を経営。

中学時代からの数々のダイエット経験から、食べてキレイになるマクロビォティック食事法に出会い、マクロビレストランに就職。

メニュー開発の過程で、日本のスーパーフード「抹茶」に出会い、東京から静岡に移住。抹茶の美味しさ、日本のお茶の素晴らしさを伝えている。

目次

緑茶には薄毛予防効果があります

CHA10オーナー

緑茶には薄毛予防効果があります。

緑茶は育毛に必要な栄養素の吸収を助けたり、抗酸化作用や、血液循環の活性化、さらにはリラックス効果により、結果的に抜け毛が減り、薄毛予防につながるといった間接的な効果があると言われてきました。

しかし、近年、緑茶のカフェインの利尿作用が、AGAの原因物資を体外に排出する働きがあるということなどがわかってきました。これにより緑茶には薄毛を予防する効果があるといってもいいでしょう。

緑茶の薄毛予防効果は主に以下の3点です。

  • 髪を作るために必要な栄養素の吸収をサポートする
  • 抗酸化作用の働きが頭皮の血行を促進し、育毛を促進する
  • 利尿作用が抜け毛の原因物資を排除してくれる

髪を作るために必要な栄養素の吸収をサポートする

緑茶にはビタミン類やミネラル類や食物繊維が豊富に含まれています。それらは、タンパク質や亜鉛など、髪を作るために必要な栄養素の吸収を助ける働きをします。

緑茶は、食後に飲む習慣を作れば、食事の栄養素を吸収し、育毛に必要な栄養素もカラダに取り込んでくれます。

抗酸化作用の働きが頭皮の血行を促進し、育毛を促進する

緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があり、血糖の上昇を抑えたり、血管を老化を防いでくれるので、血液の循環がよくなり、頭皮の血行も促進して、抜け毛を減らし、育毛を促進してくれます。

利尿作用が抜け毛の原因物資を排除してくれる

ある研究者により、緑茶に多く含まれるカフェインの利尿作用によって、AGAの原因物資であるジヒドロテストステロンを体外へ排出させたり、抑制する働きがあることがわかりました。
 

ジヒドロテストステロンとは男性ホルモンの一種で、男性ホルモンレセプターと結合することで、AGA(男性型脱毛症)を発症させると考えられています。

よって、緑茶はAGA薄毛の予防効果があると言えます。
 

緑茶の薄毛予防効果のある主な栄養素

緑茶の薄毛予防効果のある主な栄養素は以下の5つです。

  • カテキン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • テアニン
  • 食物繊維

カテキン

緑茶に含まれるカテキンには抗酸化作用があります。 血糖の上昇を抑えたり、脂肪の分解作用を助けたりする作用もあります。

このカテキンの働きが、頭皮の老化を防ぎ、毛細血管の働きを助けるため、抜け毛を減らし、丈夫な髪を生えやすくしてくれます。

ビタミンC

ビタミンCは髪の毛を育成するには欠かせない栄養素です。日中の紫外線によるダメージから頭皮を守り、また、ダメージを受けた頭皮の修復もしてくれるので、抜け毛を減らし丈夫な髪を生えやすくしてくれます。

ビタミンE

ビタミンEは、別名「若返りのビタミン」と呼ばれています。

抗酸化作用と、血行促進の作用があり、若さを保てるようになるので、体の血行もよくなり、頭皮の隅々まで栄養素を届けてくれるので、抜け毛を減らし、ハリ、ツヤのある髪を生えやすくしてくれます。

テアニン

緑茶の旨み成分で、リラックス効果や、ストレスを軽くしてくれる効果があるとされています。

ストレスが溜まって、抜け毛が増えたという話をよく聞きますが、リラックス効果のあるテアニンは薄毛予防に効果的な働きをしてくれます。

食物繊維

緑茶には食物繊維も豊富に含まれているので腸内環境を整えてくれます。

腸内環境が整うと、全身の血の巡りもよくなり、栄養素も行き渡るので、頭皮の隅々まで栄養素を届けてくれるので、抜け毛を減らし、ハリ、ツヤのある丈夫な髪を生えやすくしてくれます。

チャコ

緑茶パワーすごい!お父さんにいっぱい飲ませよう!

CHA10オーナー

飲み過ぎると逆効果になることもありますよ

薄毛に逆効果な緑茶の飲み方

カラダにも、薄毛にも優れたパワーを発揮してくれる緑茶ですが、飲みすぎたり、飲み方、タイミングを間違えると、かえって逆効果になることもあるので気をつけましょう。

薄毛に逆効果な緑茶の主な飲み方は以下の4点です。

  • 緑茶の飲み過ぎには注意
  • 緑茶は1度に大量に飲まない
  • 緑茶は夜遅くには飲まない
  • 熱すぎる緑茶を飲まない

緑茶の飲み過ぎには注意

過ぎたるは及ばざるが如しとも言います。緑茶には確かに抜け毛を予防し、薄毛予防効果が見込まれますが、飲み過ぎには気をつけましょう。

緑茶にはカフェインが多く含まれています。カフェインは1日に大量に取ってしまうと、お腹がゆるくなったり、寝つきが悪くなったり、睡眠の質を低下させてしまう可能性があります。

睡眠の質が下がり根不足になると、ストレスで抜け毛が多くなったり、カラダの栄養素が行き届かず、頭皮の老化などにより、丈夫な髪が生えづらくなることもあります。

成人男性の1日のカフェイン量は400ml 緑茶100ccに含まれるカフェイン量は約20mlなので、小さい湯呑みで20杯までは大丈夫な計算になりますが、あくまでも目安なので個人差があります。

また、カフェインを多く含む抹茶や玉露茶、珈琲なども飲む方は気をつけたいですね。

これまで、あまり緑茶を飲む習慣がなかった方は、最初から沢山の量を飲まず、食後やおやつの時間に湯呑み一杯の緑茶を飲むようにし、1日4杯〜5杯位から緑茶習慣を始めるといいと思います。

緑茶は1度に大量に飲まない

カラダにも、薄毛にも効果的な緑茶、沢山飲んで、カラダも髪もイキイキフサフサといきたいものです。

ですが、残念なことに1度に大量の緑茶をガブガブ飲んでも、緑茶の中に含まれる水溶性のビタミンは一度に大量に摂取しても、尿と一緒に排出されてしまいます。

元々、緑茶には利尿作用がありますから、一度に大量に飲んでもトイレが近くなるだけで、栄養素は取り込まないということになります。

緑茶を飲む時は、できたらゆっくりと座って、香りや色、味を楽しみながら少量をゆっくりと、カラダの隅々まで染み込ませるように飲むことをお勧めします。

CHA10オーナー

緑茶にはリラックス効果もあり、ストレスを軽減してくれるので、ますます薄毛予防になりますね。

緑茶は夜遅くには飲まない

緑茶にはリラックス効果があるので、人によっては寝る前に緑茶を飲むことで、良質な睡眠をとることができる人もいますが、あまり遅い時間に大量に飲むと、やはりカフェイン効果で寝つきが悪くなったり、睡眠の質が浅くなることがあるので注意が必要です。

良質な睡眠を取るためには、夕食は就寝前の3時間前までに取るといいと言われているので、緑茶もそのタイミングに合わせるといいと思います。

熱すぎる緑茶を飲まない

高温のお湯で緑茶をいれると、髪に効果がある栄養素が破壊されてしまいます。また、緑茶の渋み成分であるタンニンが多く分泌されてしまい、髪に効果のある亜鉛や鉄分の吸収を邪魔してしまいます。

良質の煎茶は美味しくいれるためにも、70°〜80°の一冷ましのお湯でいれることをおすすめします。

注:一冷ましのお湯とは、煎茶などに適したお湯の温度のことで、沸騰したお湯を投棄などに一度移すと、10°〜15°温度が下がり、適温になります。

薄毛に効果的な緑茶の飲み方

CHA10オーナー

やってはいけない逆効果な緑茶の飲み方がわかったところで、薄毛予防に効果的な緑茶の飲み方をご紹介します・

チャコ

メモ、メモ。

薄毛に効果的な緑茶の主な飲み方は以下の6点です。

  • 緑茶は食後に飲む
  • 緑茶はこまめに少量飲む
  • 温かい緑茶を飲む
  • 茶葉の緑茶を飲む
  • 緑茶を習慣にする
  • 緑茶を食べる

緑茶は食後に飲む

薄毛に一番効果的な緑茶の飲み方ですが、温かい緑茶を食後に飲むのが適しています。

緑茶は髪の毛に良いとされる栄養素の吸収を助けてくれます。

また血糖値の上昇を抑えたり、脂肪の分解も助けてくれるので、食後に飲むというのがベストであると言えます。

緑茶はこまめに少量飲む

薄毛に逆効果な緑茶の飲み方でもご紹介したように、緑茶に利尿作用があるので、一度に大量に飲んでも、尿と共に排出してしまします。

薄毛に効果のあるとされている水溶性のビタミンは尿と共に排出されてしまいます。

薄毛に効果のある飲み方は、お食事後や、作業の合間など1日に何度もこまめに、できたら座ってゆっくりと、100cc位の少量の温かい緑茶をゆっくりと飲むといいです。

温かい緑茶を飲む

緑茶を美味しくいただく適温は一冷ましの、70°〜80°のお湯でいれた温かい緑茶です。

水で抽出した水出し緑茶は、カフェインが抽出されづらいので、AGA薄毛原因物資を排出してくれる効果も薄くなってしまいます。

また、高温で緑茶を入れると、髪に効果がある栄養素が破壊されてしまったり、緑茶の渋み成分であるタンニンが多く分泌されてしまい、髪に効果のある亜鉛や鉄分の吸収を邪魔してしまいます。

茶葉の緑茶を飲む

緑茶といえば、コンビニで買うペットボトルでしょ?という方も増えていると思います。

最近は会議などでもペットボトルのお茶がでてきますよね。

でも、ペットボトルのお茶と茶葉のお茶では栄養素も味も香りも変わってきます。

何より安価なので、経済的にも続けやすいです。

最初は面倒臭いと思いますが、ティーパックになっているお茶もあるので、茶葉の緑茶を飲んでみましょう。

緑茶を習慣にする

日本人には馴染みのある緑茶ですが、逆に珈琲が習慣になっている方も多いと思います。

そんな方は食後は緑茶にして、ブレイクタイムは珈琲にする、または15時以降はカフェインが少なめな緑茶に変えてみる、など、無理せず少しづつ生活に取り込むといいと思います。

食後にゆっくりと緑茶を飲む習慣は、日々のストレスを軽減し、ストレスによる抜け毛も減らしてくれることでしょう。

無理せず、長く緑茶習慣を続けることこそ、最大の薄毛予防効果となります。


緑茶を食べる

緑茶を生活に取り込む方法としては、最近流行りの抹茶パウダーを取り入れてみるのもおすすめです。

手軽なところでは、天ぷら塩に抹茶を混ぜて、抹茶塩にする。

ヨーグルトにかけたり、スムージーに入れてみるなどです。

温かい緑茶を取り入れるのがベストではありますが、バリエーションを増やして、楽しく気軽に緑茶習慣を続けることが大切です。

まとめ

緑茶にはカフェインの利尿作用によるAGAの原因物資を排除する働きがあったり、カラダや髪に良い成分や抜け毛を防ぐ成分がたくさん含まれているので、薄毛予防効果があると言えます。

ただし、飲みすぎたり、夜分遅くに飲むと、睡眠の質を落としてしまい、かえって逆効果になります。

1度に大量の緑茶をガブガブ飲んでも緑茶の中に含まれる水溶性のビタミンが尿と一緒に排出されてしまうので、少量をこまめに飲むといいです。

緑茶をうまく生活の中に取り込んで、無理せず長く続けることで、抜け毛予防、薄毛予防の効果も見込まれます。

今日から、緑茶週間、ゆるゆる始めてみませんか?

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