1日持ち歩いたペットボトルのお茶、明日も飲めるかなぁ?
炎天下で持ち歩いたお茶は持ち越さないで!
水分補給を兼ねて持ち歩いているペットボトルのお茶。家に帰ってきて、「あれ?まだ残ってる、冷蔵庫に入れておけば明日も飲めるかな?」なんて思ったことはありませんか?
この記事では、開封したペットボトルのお茶がいつまで飲めるのか?お茶が腐ったらどうなるのかも紹介していきます。
日本茶専門店「CHA10」オーナー
中野目 則子(なかのめ のりこ)
中野目則子 プロフィール
珈琲ショップチェーン店店長 マクロビレストラン店長を経て、現在はお茶処静岡市にて、オーガニック抹茶スタンド「CHA10」(チャトウ)を経営。
中学時代からの数々のダイエット経験から、食べてキレイになるマクロビォティック食事法に出会い、マクロビレストランに就職。
メニュー開発の過程で、日本のスーパーフード「抹茶」に出会い、東京から静岡に移住。抹茶の美味しさ、日本のお茶の素晴らしさを伝えている。
開封後のペットボトルのお茶はいつまで飲める?
開封後のペットボトルのお茶がいつまで飲めるのかは、常温の場合と冷蔵保存の場合でも違ってきます。
常温の場合
結論から言いますと、常温の場合、夏場なら半日(約8時間)冬場など涼しい季節は1日を目安に飲み切ることをお勧めします。
ただし、これはあくまでも目安で、ペットボトルの置かれている環境や状況の条件により変わってきますので、最終的にはお茶の色や、匂い、味などをチェックして判断してくださいね。
特に外では直接ペットボトルに口をつけて直飲みすることが多いと思います。その場合、唾液がお茶に入り込み、雑菌が繁殖するので、カップなどに写した場合に比べると痛みが早いのです。
冬季ですと、暖かいペットボトル茶を購入することが多いと思いますが、冷たいお茶がぬるくなるより、暖かいお茶を冷めるまで放置しておいた方が雑菌が増えやすいので注意が必要です。
それは雑菌が増えやすい温度が30~40℃と言われていて、この時間が長いほど、雑菌が増えやすくなってしまうためです。
いずれにしても、フタを開けたら、なるべく早く飲み切ることをお勧めします。
特に直飲みしたペットボトルのお茶には気をつけて!
冷蔵の場合
冷蔵で保存できる場合は、直飲みの場合は1日から2日、直接口をつけていなければ、3日から4日を目安に飲み切ることをお勧めします。
腐ったペットボトルのお茶はどうなるの?
お茶も腐るんですか?
お茶が腐るなんて想像できないと思いますが腐りますよ
お茶が腐る、なんて想像できないかもしれませんが、もちろん痛みますし、腐ります。匂い、味などにいつもと違う違和感を感じたら飲むのをやめましょう。
炎天下に持ち歩いた直飲みのもの。炎天下の車の中に置きっぱなしにしたペットボトルのお茶は注意が必要です。
特に判断がつかない、小さなお子様の手に届く場所に放置しないよう気をつけてください。
腐ったお茶の特徴は以下の通りです。
- 匂い:酸化した匂い、悪臭がする。
- 味:酸っぱい
- 色:濁る、浮遊物が浮いている
- 食感:ぬめる
炎天下の車中に置きっぱなしにしたお茶は危険です!
腐ったペットボトルのお茶を飲むとどうなるの?
腐ったお茶を飲んでしまったらどうなりますか?
腐ったお茶を謝って飲んでしまった場合、食あたりを発し、下痢、嘔吐、腹痛などを起こす可能性があります。
口をつけて、酸っぱい、匂いがいつもと違うなど、異変があればすぐに吐き出し、口をすすぎましょう。
違和感を感じたら飲むのをやめましょう
まとめ
ペットボトルのお茶は、開封前は常温でも長期の保存が可能ですが、開封後は夏でも冬でもできるだけ早く飲むことをお勧めします。
可能であれば、ペットボトルに直に口をつけずに、コップなどに移して飲むこと。
開封後はすぐに冷蔵庫に入れて保管し、なるべく早く飲むようにしましょう。
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